桜木きよ先生とは【プロフィール】
名前 桜木きよ
住所 愛知県
専門科目 算数・数学
職歴 中学校1年(講師) 小学校10年(2021年現在、現在も現役教員)
歴任校務分掌 学年主任 生徒指導主任 情報教育主任 児童会主任 他
活動状況 現役学級担任(兼 学年主任) ブログ執筆 YouTube配信 Twitter投稿 オンライン講演出演
教員としての生い立ち
中学時代から母親が教員であったこともあり、教員を目指す。
教育大学卒業後、在学中に採用試験に現役合格とはならず、講師として1年間のみ中学3年生の副担に赴任する。
翌年、小学校の担任に赴任。
初めての担任は3年生。担任の仕事に右も左も分からない状態でなんとか1年を乗り切った。
その後、2、3年目は小学校の中学年を担任。
教員になって、初めて学級の荒れを感じたのは、小学校3年目のとき。
前年度から校長先生に「来年は苦労する年になるよ。来年のクラスはいろんな子がいる」と伝えられていた。
いざ大変と言われるクラスを受け持つと個性豊かな子たち多くいた。
教室で怒鳴り散らしながら歩く子、教室の隅でずっとおしゃべりする子、人に嘘をつくことが平気な子など。
当時、勤務校の教頭先生が生徒指導に長けた先生であった。
心配の通り、その年の学級はほぼ崩壊していたが、教頭先生からいつも生徒指導や学級経営に関する巧みな指導を受けた。
翌年からは高学年の担任が多くなる。
校務分掌も児童会主任、情報教育主任などの主任を受け持つようになる。
高学年を何度か経験し、教員としても10年目が勝負の年となった。
若手3年目の時と同じように、前年度から校長に「来年度は頼んだよ」と言われる。
僕の中でもリベンジの気持ちで挑んだ。
しかし、いざ担任してみるとクラスの状況は思っている以上に悲惨な状態であった。
- 児童の授業への意欲は例年に比べて低い
- 保護者と校長が頻繁にもめていて、継続的に話し合いが行われている
- 給食や掃除の活動はほとんど先生が行う
など。
4月から学級崩壊しているような形で、何とか1年を乗り切った。
4月からの学級崩壊状態からの立て直しは大変勉強になることばかりであった。
子どもを授業へ参加させるテクニック、子どもへの生活面の指導、保護者対応、不登校対応など。
学級はほぼ崩壊していた状態ものの翌年には学年主任へ昇進。
現在も教員11年目(2021年現在)で学年主任を務める。
毎年、教育実習生や初任者など、授業を参観する先生が多数みえる。
2回の学級崩壊の経験から、学級経営の仕方、子どもたちへの指導、保護者対応など、これまで試行錯誤した結果が、今の楽しい学級に繋がっている。